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ALT・GPTでこんな病気がわかります。

ALT・GPTは肝臓の異常や病気をみつけることができる検査項目ですが、数値によって病気の種類が違います。
ここではALT・GPTの数値から考えられる病気についてご紹介します。

 

 

まずはALT・GPTの基準値についてみておきましょう。
ALT・GPTの基準値は11〜40IU/L単位以下となっています。
数値が基準値内であれば健康診断で特に問題がないと言われるでしょう。
では、基準値を上回る場合にはどうなのでしょうか。

 

 

◆ALT・GPTが40IU/L〜100IU/L単位

 

・アルコール性肝障害
・慢性肝炎
・肝硬変
基準値よりも高く、100IU/L単位以下の場合には肝臓になんらかの異常があります。
飲酒を控えたり食生活を改善することによって数値が下がることもあります。

 

 

◆ALT・GPTが100〜500IU/L単位

 

・急性肝炎
・慢性肝炎
・原発性胆汁性肝硬変
・閉塞性黄疸
・ウイルス性慢性肝炎

 

ALT・GPTが100IU/L単位以上になると肝臓の病気を発症している可能性が高くなります。
病気を特定し、できるだけ早く治療を開始するためにも病院を受診しましょう。

 

 

◆ALT・GPTが500IU/L単位以上

 

・急性アルコール性肝炎
・ウイルス性急性肝炎(極期)
・ウイルス性慢性肝炎の急性憎悪

 

ALT・GPTが500IU/L単位を超える場合にはすでに病気を発症し、進行している可能性があります。
黄疸や血尿などの自覚症状も出ているはずですので、すぐに受診して治療をしましょう。

 

 

◆検査項目の比較

 

肝臓の病気をみつけるためにはALT・GPTだけではなく、同じく肝臓の異常を示すAST・GOTと比較することが重要になります。
AST・GOTは肝臓以外にも存在する酵素ですから、数値を比較することによって病気のある部位を特定しやすくなります。

 

ALT・GPTがAST・GOTの数値よりも高いときは慢性肝炎や脂肪肝、低いときにはアルコール性肝障害や肝硬変の可能性があります。
どちらの検査項目も通常の健康診断で調べることができますので、数値に大きな変化がないかどうかもチェックするようにしたいですね。

 

ALT・GPTが高い場合には肝臓の異常や病気の可能性がありますので、健康診断などで基準値を上回ったときには必ず再受診するようにしてくださいね!